注文住宅を建てる前に知っておきたい容積率や建ぺい率

注文住宅の家を作るためには土地が必須になってきますが、土地にはそれぞれ容積率や建ぺい率と呼ぶものがありこの決まりを守ることが大切です。土地を購入するときには、容積率と建ぺい率があることを理解しておく、これにより建てることができる注文住宅の形や間取りなどが決まって来ます。敷地面積に対しての建物面積の割合が建ぺい率で、建物面積とは建物を真上から見たときの面積です。家を建築する場所にどのくらいの広さの家を建てることができるのか、これを数値にしたものです。

容積率は、敷地面積に対しての延べ床面積の割合です。この延べ床面積は、建物全ての床面積の合計です。不動産会社が用意してくれた土地のパンフレットには、これらの情報が明記してあるのでそれを見ることでどのくらいの家を建てることができる場所なのか見えて来ます。さらに、土地には北側斜線や高さ制限などがあるのでこれらの制限によっても家の形は変わります。

なお、建ぺい率や容積率は都市計画法や建築基準法などの法律によってエリアごとに上限が決まっているもので建物の高さおよび大きさを制限しています。敷地面積があまり広くない土地でも、建築可能な面積の割合が狭いと小さな家しか建てることができない、その反面、この割合が大きな土地は敷地が狭くても住居空間を確保できるだけの家を建築できる、このような判断を行うこともできます。注文住宅の家づくりではそれぞれの意味などについて理解しておくことをおすすめします。

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