注文住宅は、工務店を使うとフルオーダーで家づくりが可能になり、ハウスメーカーを使うとセミオーダーでコストを抑えた家づくりが実現する、このような魅力を持ちます。セミオーダーの場合は、予め間取りプランが決まっているのでそのプランの中から自分たちのライフスタイルに合うものを見つける、不足している機能や設備はオプションで追加するといったスタイルで家を建てることができます。最近は、注文住宅で家を建てるとき太陽光発電システムを導入する人も多くなっていますが、最初からシステムを導入する計画を立てると、家づくりにかかるお金が土地購入代金など全体的な予算の見直しが必要になって来ます。ただ、後からシステムを導入するよりも注文住宅の家を建てる段階でソーラーパネルを選んだり、パワーコンディショナーや蓄電池などを選んでおいた方が何かと便利です。

特に、ソーラーパネルを取り付けると防水処理や電源ケーブルを通すために穴あけが必要になるので、後から設置するよりも家を建てると同時に行っておいた方が見た目も機能的にも良いものになります。また、太陽光発電の発電効率は節電効果に繋がるもので、南向きで太陽が30度の角度で光がソーラーパネルに当たるような環境下で使うと、この効率は最大限に引き出せるといいます。既存の屋根に取り付けるとなると、太陽の向きや屋根の角度などを変えることができません。その点、注文住宅なら最初から発電効率を意識した屋根を持つ家を建築できるわけです。